カルテルでのテクニカル・ディレクター、アルファロメオでのデザイン部長など輝かしい経歴を持つイタリア人デザイナー アルベルト・メダが1996年にデザインした自分の名前を冠したオフィスチェアです。
現代版のイームズの名作ワークチェア「アルミナムグループチェア」と言われるほどオフィスチェアとして高い評価を獲得しています。

メダは、1981年よりアルファロメオでのデザイン部長を務めており、その時に素材とエンジニアリング要素をデザインに取り込むことを研究しました。
このメダチェアはそのアルファロメオでの経験が生かされ、メダ独自の手法としてアルミによるフレーム自体をデザインの一部と捉え、機能とデザインを見事に統合した素晴らしいチェアに仕上がりました。

メダチェアは、非常にシンプルなデザインですが、シンプルがゆえにどんな空間にでも適応します。
また、その快適な座り心地はシンクロナイズド・メカニズムという機能によって生み出されており、背面と座面に施されたスプリング構造によって座る人の体の動きに合わせた柔軟な動きを実現しています。
高さ調節もボタンひとつ、ポジションを変えたり、固定したりするのも座面レバーひとつで可能ですのでオフィスチェアとして非常に完成度が高いです。